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【戦後復興時代】戦後の首相をまとめ②(第二次吉田~鳩山一郎まで)

こんにちは。

今回はこんなテーマでやっていきます。

ここを見ていると、日本は朝鮮戦争のタイミングとかで神がかり的な運の良さをしているなと感じますね。

目次

戦後復興時代とは?

そんな時代はありませんよ。あくまでこのサイト上での呼び方です。

当サイトでは昭和時代を紹介するときに

という分け方をしています。戦後復興時代は下から二番目ですね。

第二・三・四・五次吉田茂

やったことは一つにまとめるには多すぎたので戦争系の出来事は次の見出しに書きました。

それ以外のやったことは

です。それでも多い。

ドッジ=ラインを受ける。:アメリカのドッジによる緊縮政策。さらに単一為替に(1ドル=360円)これによりブレトン=ウッズ体制が成立し、固定相場制になる。

シャウプ勧告:アメリカのシャウプが日本に勧告。所得税中心主義累進課税(収入が多いほど税も多くなる)を提案。現在でもこの制度は存続です。

謎の事件:下山事件・三鷹事件・松川事件と国鉄関連の事件が頻発。

経済安定九原則の制定

国際連合の発足:アメリカのニューヨークに本部。常任理事国は米・英・仏・露・中の5ヵ国。

サンフランシスコ講和条約単独講和をとり、西側諸国とのみ講和を結ぶ。ソ連は出席はしたものの、調印せず中華人民共和国、中華民国(台湾)は招待されず日米安全保障条約は同時に結ばれるが全体的に不備が多かった。

血のメーデー事件:民衆が警官と衝突して起こった事件。この事件を機に破壊活動防止法が制定される。

第五福竜丸事件:この事件により原水爆反対運動が起こる。

逆コース:戦後の民主化・平和化の動きに逆行した制度(自衛隊など)が作られていくことが問題に。そこに造船疑獄事件も重なり、吉田に批判が集まり総辞職

第二・三・四・五次吉田茂の時の戦争情勢

一言でいえば冷戦です。

やったことでいうと

  • 冷戦の発生
  • 占領政策の転換
  • 朝鮮戦争
  • 特需景気
  • 再軍備

です。

冷戦の発生:冷戦=アメリカソ連の世界的な覇権争い。代理戦争によるもので米ソが直接戦争をしていないため冷たい戦争=冷戦と呼ばれた。アメリカはソ連の封じ込めを徹底し、トルーマンドクトリンマーシャルプランを標榜。さらに軍事関連ではNATO(ナトー)を作る。ソ連はこれに対してワルシャワ条約機構を作る。

日本の占領政策の転換:経済を骨抜き(冷戦前)➡強い経済を推奨。ロイヤルは「日本を反共(反共産主義)の防壁とする」発言

朝鮮戦争勃発(1950):戦後朝鮮は二分割=アメリカ側の大韓民国、ソ連側の朝鮮民主主義人民共和国。この戦争により冷戦の対立構造が明確に53年に板門店(パンムンジョム)で休戦=終わってはいない

特需景気の発生:朝鮮戦争により重化学工業の需要が爆増。

再軍備の動き:朝鮮戦争により地理的に近い日本にも軍隊が必要に➡警察予備隊を創設(1950)。52年に保安隊に。そして54年には自衛隊に改称。

鳩山一郎

自民党首位社会党三分の一保守(これにより憲法改正を阻止できる)の体制が作られます。1955年から始まったので55年体制といいます。

やったこと

  • 日ソ共同宣言:ソ連との国交回復はならず、今もしていない。
  • ベトナム戦争:冷戦の典型例。アメリカと社会主義国であったベトナムの戦い。
  • 神武景気:好景気が続く。当時の経済白書には「もはや戦後ではない」と書かれた。

最後に

次の記事がいよいよラストです。

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今回は以上です。次回が政治史は最後となります。ご覧いただきありがとうございました。

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鳩山一郎のやったことをまとめ。 | 日本史エキスプレス へ返信する コメントをキャンセル

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