こんにちは。
今回の記事ではセルフ授業(ひとり授業)についての細かい手順やポイントを解説していきます。
それではどうぞ。
一人授業とは?
簡単に言えば一人で授業を行っていくというものです。授業をするのは自分、それを聞くのも自分一人です。つまり自分に向かって説明するような形。
どんな意味があってこれをやるのか?やり方についてもここから詳しく書いていこうと思います。
一人授業をやる意味
皆さんは人に何かを教えてみた経験ってありますか?僕が初めて経験したのは中学三年生の時に部活で入りたての新入生に基礎となる部分を教えたときでしたその時の僕の感想は「基礎についてもこんなにわかってないことだらけだったんだ!」でした。
おそらく多くの人がこうなると思うのです。基礎は特にそうですが、「自分はできてる」って普段思っていても、いざ教えるとなると、大事であるポイントが分からなかったり、肝心なところが抜けていたりするんですよね。
「人に教えるのと自分で学習することは違う」と分かっている人は多いと思いますが、ではなぜそうなるのか?僕が考え抜いた末の答えは「ちゃんと理解していないから」これに尽きると思います。
自分ではわかっているつもりでも、意外とわかっていなかった。これを見つけるのがセルフ授業をやるとても大事な意味なのです。というわけで、ここからは具体的なやり方について解説していきます。
僕の場合のやり方
事前にやっておくべきこと
授業の復習です。一人授業を行うに当たっては他人が行っているお手本のような授業を見るのが必須です。復習といっても「~という用語が~」という感じではなく「先生はここが大事って言ってたな」とか「ここで雑談してたな」とかそんな些細なことでいいです。
学校の授業を覚えていないという方もいるでしょう。そんなあなたには映像授業がおススメ。実際に僕はスタディサプリで日本史の動画を全部聞き終わってからこの作業を行ったところ、格段に成績が上がりました。映像授業のメリットやデメリットについてはこちらの記事に書いてあるのでぜひ。
まず最初に…必要なもの
まず最初に、青いペンを用意しましょう。ねぜ青いペン?と思った方はこちら。
そして次に紙を一枚用意します。こんな感じの…
端切れで大丈夫です。そして準備はこれだけ。
内容としては授業もしくは自分で読んで一通り理解しているものを選んでください。全く知らないようなところをやると効果が半減します。用語などを一語一句覚えている必要はないのですが流れはある程度理解してからやることをお勧めします。
僕の場合のやり方:手順は…
手順としては最初は板書を作成します。
さっき用意した端切れに書いていってください。僕はめっちゃ字が汚くて、絶望的な字になっちゃうんですが自分で読めればオッケーです。
板書を作成するコツは
- 生徒に向けて(何も知らない人に向けて)書くようにする。
- 大事なことは特に強調して書く
- わからない単語は開けておく
これくらいですかね。
わからない単語があったら、まずは飛ばして次の「授業」のステップで確認の作業を行いましょう。最初は難しいと思いますが、一週間もすればきちんとした板書が書けると思います。
次に授業です。
基本的にはもろ授業といった感じでやっていきます。声を出しても構いません。けど声を出せる環境って少ないし、出すのも恥ずかしいですよね。てなわけで僕は出さないままやっていました。僕の場合は心の中で言っていました。
「授業なんてどこから始めればよいかわかんない」という人も多いと思います。コツは今まで聞いてきた授業を真似るということです。ここまで進んできた人はすでに一回何かしらの形で解説がうまい人から教わっているはずなのでそれを真似ましょう。慣れてくると余裕が出てくるかと思います。
その他のポイントとしては板書と授業は分けて行うという感じですね。本気で理解しようとすると、どっちも一気には素人の場合無理なんですよ。先生たちは板書しながら授業をしてるんですもんね…頭が上がりません。ただ、二手順に分ければ誰でもそれっぽい授業ができますよ。
僕はこれで実力がつきました。私は夏にこれをやって他のこともやりながら、3週間ぐらいで通史分を終わらせました。意外と時間もかかるんですよね。でもその次の模試ではいい結果を出すことができました。もちろん人によって個人差があると思いますが、試してみる価値はあると思います。
これはあくまで参考です
このやり方はあくまで参考なんです。
僕の場合これでうまくいきましたが、「これは向いてない」という方もいると思います。この勉強法が全員に当てはまるはずはないので、そこはご了承ください。
でも、一週間は試しにやってみてください。一週間やってみるといろいろ思うところが出てくると思います。そこで続けるか続けないかを決めてもらえればと思います。
最後に
一人授業をするためには先に授業を聞いておくことが望ましいですが、学校の授業の進度が遅いという方はぜひスタディサプリを使ってみてください。この記事で書きましたがとても分かりやすいです。
また、こんな勉強法も紹介しておきます。簡単に言えば教科書の太字についてひとつずつ自分の言葉で説明していくという勉強法です。ぜひお読みください。
あとは勉強中に眠くなることってないですか?それ、実は体の勉強への拒否反応。こういうことがあったら遠慮なく勉強を中断してくださいね。詳しくはこちら。
そして日本史の文化全体を幅広くまとめたおトクな記事はこちら。
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (7件)
[…] 「一人授業」マニュアル:これで日本史は完璧! […]
[…] 「一人授業」マニュアル:これで日本史は完璧! […]
[…] 日本史の通史が終わっていない人に!おすすめ勉強法! 「一人授業」マニュアル:これで日本史は完璧! […]
[…] […]
[…] […]
[…] 勉強法は人それぞれでいいと思います。僕のサイトでは一人授業などの自分がやってきて有効だと感じた勉強法を上げていますが、合う合わないは個人差が大きいです。 […]
[…] 【通史がまだ終わっていない人は…】 学… あわせて読みたい 【慣れれば強い武器に】一人授業(エア授業)勉強法のやり方。 こんにちは。 […]