今回は第4回です!
<条約への不満~条約改正へ>
【江戸までのおさらい】
日本はアメリカを主とする列強たちに不平等な通商条約を結ばされており、国内からは非難もあった。
「不平等」の内容
- 「 権」の欠損:日本で外国人が好き放題できる(罪に問われない)
- 「 権」の欠損:外国に都合のいいような税を作る必要がある➡日本は「 権の撤廃」「 の回復」を目指す
<やった人たち>
覚え方:「イワテイダイノアオキムツコ」:岩手医大の青木睦子
前編では「アオキ」までを取り上げる。
- 「イワ」=岩倉具視(岩倉使節団)
使節団は外国の調査のほかに、条約改正も目的としていた。
結果:アメリカと交渉するも失敗
- 「テ」=「寺島宗則」:関税自主権の回復を目標に交渉
結果:アメリカからは承認されるも、欧米からの反発で失敗
- 「イ」=「 」:領事裁判権の撤廃が目標
極端な欧化政策をとり(鹿鳴館外交)、批判が相次ぐ。井上は条約改正の条件として①「外国人の内地雑居を認める」②「判事に外国人を置いてもかまわない」という条件を提示されたが、これを拒否。
この時、「 号事件」が起こる。
概要:沈没したイギリス船の船長が、西欧人のみを助け、日本人を差別し、全員死亡させた事件。本来、この船長は罪を受けるはずだが領事裁判権を行使し、イギリス領事は船長を非常に軽い刑にとどめた。
➡日本国民の不満が爆発、条約改正が政治的問題に➡「 運動」の柱の一つになる。
- 「ダイ」=「大」=「 」:領事裁判権の撤廃を目標に交渉、
個別外交という手段をとる➡大幅に改善
しかし、大審院(今の最高裁)の裁判官に外国人判事を置くことを認めてしまう。その際、機密で続けていた交渉を「 =タイムズ」にリークされる➡国民から強い批判➡極右勢力「 社」の青年に爆破テロを受ける。
- 「アオキ」=青木周蔵:領事裁判権の撤廃を目標に交渉した。当時日本の条約改正案に反対だったイギリスがロシアの南下を機に日本に好意的になり、順調に事が進んでいたが「 事件」で中止に
「 事件」
概要:警官「 」がロシア皇太子(ニコライ二世)の顔面を切りつけ、負傷させた事件。政府は津田を大逆罪にしようとしたが(違法)、大審院長 「 」は終身刑に(合法)、司法権の独立を守る。
結果:ここまででは条約改正はどちらもできず。しかし、大国イギリスが、敵視していたロシアの皇太子をケガさせたので、この後日本に好意的になっていく。
「ムツコ」は中編で説明。
今回はいかがだったでしょうか?明治もようやく三分の一終わったというところです!頑張りましょう。ファイト!
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