こんにちは。
今回はこんなテーマでやっていきます。
それではどうぞ。
目次
嵯峨天皇とは
平城天皇の次の天皇ですね。読み方は「さがてんのう」です。
平城天皇の病気により嵯峨天皇は天皇の座をゲットしました。ラッキーですね。
平城大上天皇が…
ところが病気が治った平城大上天皇が天皇の位を取り返そうとしてきました。しかし、それを嵯峨天皇は未然に防ぎます。
この一連の流れのことを薬子の変といいます。詳しくはこちら。
やったこと1:蔵人所の設置
まずはこれ。薬子の変を機に天皇と太政官との間に連絡機関を作ることになり、それがこれ。ここのリーダーは蔵人頭と呼ばれました。いつの時代もそうですが、天皇の近くにいると自分の地位も上がっていきます。
なのでこのポストにはみんななりたがるんですが、結果として藤原冬嗣が就任しました。ここから藤原家の全盛が始まっていきます。
やったこと2:検非違使の設置
です。同じく薬子の変を機に京の治安を守るための警察組織を設置します。
次で最後です。
やったこと3:格・式の作成
律令の補足・修正を行うという目的で作られました。法律というものは日々社会の実情に合わせて変化していくものです。公民をやっている方は「尊属殺人」なんかは聞き覚えがあると思いますが、それもこの例の一つです。
また、法というのは解釈が人によって変わるものもあるので、国の意図と国民の理解が異なる可能性があります。そこで出たのが、法の解釈書です。
令の解釈を統一した公式の書としては令義解があります。
やったこと4:凌雲集の編纂
凌雲集(りょううんしゅう)は
- 日本初の
- 勅撰(ちょくせん):天皇が作るように命じた
- 漢詩集
という3つの特徴があります。
最後に
ご覧いただきありがとうございました。
次の天皇は流れとともに学んだほうが分かりやすいのでこういった形の記事となっております。こちら。また藤原氏とのコラボですね。
コメント
コメント一覧 (3件)
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