こんにちは。
今回は900年以上日本の首都であり続けた平安京について解説していきます。
それではどうぞ。
平安京とは?建てた天皇は?建てられた理由は?
平城京の次に都となった京都にある都です。平安京を建てたときの天皇は桓武天皇です。
作ることになったきっかけとしては仏教勢力の影響を受けない政治を行いたかったからということがあります。当時の平城京の近くには寺が多く存在しており、その中には政治に口出しをして、政治を自分たちの思い通りにしたいという連中もたくさんいたんです。
ただ、実は平城京➡平安京という風にスムーズに遷都が成立したわけではなかったんです。
長岡京
実は最初、桓武天皇は長岡京を建設し、そこに都を作ろうと考えていたんです。ですが、そこでの施設担当者藤原種継が何者かに暗殺されてしまったり…火事でなかなか工事が進まなかったりで縁起が悪いとされ、急遽平安京への遷都が決まったんです。
ちなみに、藤原種継暗殺の件で桓武天皇の弟であった早良親王に疑いがかけられ、結局桓武天皇は実の弟を島流しにしてしまい、その後早良親王は亡くなってしまいました。
後日、早良親王が無罪であったことを知った桓武天皇は大いに反省し、「民衆にやさしい政治をしよう」とこの時思い立ったそうです。まあ早良親王からしたらそんなことはどうでもよかったはずですがね、一応史実としてはこういうことにはなっています。
平城京との違い
平城京との違いは特にはありません。基本的には平城京のシステムを踏襲しています。ただ、改善点としては平城京は右京と左京に大きな格差があったのに対し、平安京では右左京においての格差は少なくなりました。
イメージとしては平安京は平城京の上位互換と考えていただければと思います。
平城京にはどんな特徴があったか?忘れてしまった方はこちらをクリック。
最後に
みんな苦戦する文化史の勉強法についてはこちら。
そして日本史の文化全体を幅広くまとめたおトクな記事はこちら。
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
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