こんにちは。
今回はこんなテーマでやっていきます。
目次
言葉の意味
簡単にいっちゃえば「愛国心」。
「国を意識する心」というのが本来の意味でしょうが、そこにマイナスの意味は含まれていないでしょうから、愛国心となります。
具体例のテーマは明治時代
江戸時代以前は日本国内が「~国」や「~藩」といった単位で分けられており、そこから出ることは基本的になかったんです。今みたいに移動手段が豊富ではないので仕方のないことです。
というわけで当時の人々は「日本」という単位で国をみていた訳じゃないんです。どちらかと言えば「~国」や「~藩」のような単位ですかね。藩が違えば異国同然といった感じです。
ところが明治時代になり、いきなり「日本」という単位が出てきました。と同時に今まで1番偉いと思っていた将軍様がいなくなり、代わりに天皇とやらが出てきたんです。僕が当時の人なら、間違えなく困惑しているでしょうね。
そこで政府が行ったのは「義務教育」。義務教育のなかには天皇のことについて盛り込んだ内容もあり、そのなかで明治時代の子供達は「天皇=偉い人」「私たち=日本国民(臣民)」という意識を植え付けられていったのです。
こうしたことが起こってできたのが日本における「ナショナリズム」です。
最後に
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
コメント
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