こんにちは。
今回の記事はこんなテーマでやっていきます。
この2つは覚えにくいですが、それゆえ試験にもよく出るところなので、この記事でマスターしちゃいましょう。
それではどうぞ。
目次
江田船山古墳・稲荷山古墳とは
どちらも古墳時代の遺跡です。
鉄剣・鉄刀が出土されたこともあり、重要な遺跡となっています。
両者の場所
- 江田船山古墳:熊本県
- 稲荷山古墳:埼玉県
にあります。細かい地名は覚える必要はありません。県までで大丈夫です。
両者の発掘物
- 江田船山古墳:鉄刀
- 稲荷山古墳:鉄剣
がそれぞれ発掘されました。発掘されたものが微妙に異なることがポイントです。
両者の共通点
一方で共通点もあります。それが
- 雄略天皇を表すとされている「ワカタケル」の文字が刻まれている
ことです。鉄剣・鉄刀に刻まれています。
両者の違い
場所と出土したものが異なります。
- 江田船山古墳:熊本県
- 稲荷山古墳:埼玉県
場所はこんな感じです。
- 江田船山古墳:鉄刀
- 稲荷山古墳:鉄剣
出土したものはこんな感じです。
両者の違いの覚え方
- 稲荷山古墳の鉄剣
- 江田船山古墳の鉄刀
というわけで非常に見分けがつきにくいです。どっちが鉄刀だかよくわからなくなってしまいますが、これにも覚え方があります。
利便性でまとめてみましょう。利便性が高い方が稲荷山、低いのが江田船山です。詳しく見ていきます。
2つの「利便性」でおぼえる
- 立地
- 武器
の二つの観点で考えてみます。
まずは立地。稲荷山(埼玉県)と江田船山(熊本県)だと稲荷山の方が利便性が高そうに見えますね。
次に武器。鉄刀は切れる部分が一面しかないのに対し、鉄剣は切れる部分が両面あるので利便性が高いですよね。
これで見てみると利便性が高い方が稲荷山、低いのが江田船山という図式になっているのが分かります。僕はこうやって覚えていました。
最後に
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
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