こんにちは。
今回はこんなテーマでやっていきます。
それではどうぞ。
目次
摂政(せっしょう)・関白(かんぱく)の目的
女性や幼い天皇を補佐するという目的ですね。
本来はあくまでも補佐という立ち回りなのですが、
時には天皇を凌駕するほどの権力をもったりしたので、実質日本のリーダーのような存在だと思っていただけたらと思います。
天皇の近くにいるポジションの人はいつの時代も権力を持ちやすいですよね。
蔵人頭(くろうど の とう、平安時代)とか枢密院(すうみつ いん、明治時代)とか。
それではここからは摂政と関白の違いについて見ていきましょう。
摂政(せっしょう)とは
女性・幼い天皇の補佐をします。
大事なのは幼いというところ。ここが関白と異なります。
摂政は男の天皇の場合、成人になるまでしか補佐をしてはいけないことになっています。
あくまでも「そうなっている」というだけで成人になっていても補佐をするパターンが多いんですがね。
摂政で有名なのは聖徳太子ですね。
補佐をした推古天皇は女性であったので、天皇はすでに成人でしたが補佐を行いました。
関白(かんぱく)とは
天皇が成人になったあとでも後見人として天皇の補佐ができるのが関白です。
成人になったあとでも補佐できるのが摂政との違いです。
関白で有名なのは藤原氏。
この一族のやった政治は摂政や関白といった地位を利用して政権を握ったことが特徴です。
なので摂関政治(せっかん せいじ)と呼ばれました。平安時代の話ですね。
摂政と関白のそれぞれの違いは支える天皇の対象年齢と性別。
やることは変わりません。
違いのは支える天皇の対象年齢と性別。
- 摂政:幼い子供や女性の天皇
- 関白:成年後の天皇
といった形となっています。
最後に
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 藤原氏が「摂政」や「関白」になることで、権力を握っていった政治です! […]