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【わかりずらい言葉…】「形而上」と「形而下」を日本史的に解説。

こんにちは。

今回はこんなテーマでやっていきます。

今回は現代国語でも頻出の「形而上」「形而下」という言葉について日本史的に意味を考えていきます。

それでは本題に入っていきましょう。

目次

形而上(けいじ じょう)、言葉の意味は?

「形而」という文字を「空想」に変えてみてください。

「形而上」という言葉は「空想上」となります。これがこの言葉の意味。

形而下はその反対で現実にあるものという意味です。

形而上学と言えば普通は哲学のことを指します。

ここからは日本史的に解説していきます。

テーマは江戸時代

江戸時代には4つの身分がありましたよね、武士・農民・商人・工人。

この中では武士が圧倒的に偉くて他の3つの身分の人は武士にへりくだらなければなりませんでした。

でもこれって全員人間ですよね?

本来同じ種類である「人間」に無理やり区別をつけているわけです。

武士は「武士というステータスがあるから」偉いのであって、武士そのものが偉いわけではないわけです。

この例でいうと武士・農民・商人・工人と分けていることは「形而上」のことであり、同じ人間であるということは「形而下」ということになります。

世の中は「形而上」のことだらけですよね。「~課長」、「~知事」、「~先生」・・・

最後に 他の現国用語もやってます

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今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。

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