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【民俗学のことば】「ハレとケ」の意味とは。日本史的に解説。

こんにちは。

今回はこんなテーマでやっていきます。

それではどうぞ。

目次

言葉の意味

主に民俗学で使われる言葉です。柳田國男で有名な学問ですね。

「ハレ」は特別な瞬間、「ケ」は日常という意味です。

例えば、民俗学でよく出てくる儀式なんかは「ハレ」です。それ以外のいわゆる「いつもの日々」は「ケ」です。

これを日本史的に解説していきましょう。

テーマは祭り

祭りといっても駄菓子や焼きそばを買うような祭りではないです。大きな神輿を動かしたり人同士が戦いをする某お祭り男がいくような祭りです。これを「ハレ」としましょう。

ではこれがどんな役割を果たしていたのかというと、人同士が本当の意味で戦うことを未然に防いでいたんです。仮想の争いをすることにより本当の争いは防ぐ。そして日常である「ケ」に人々は戻っていったのです。

現代でいうと運動会なんかもそうですよ。日々の鬱憤を運動することによって晴らすという目的で作られたという一面もあります。

「ケ」は「ハレ」のためにあり、「ハレ」は「ケ」のためにあったんですね。

最後に その他の重要語

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今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。

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