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【おすすめは東進】日本史一問一答、東進と山川を5つのポイントで比較してみた。

こんにちは。

今回はみんなが悩むであろう、「日本史一問一答、東進と山川のやつがあるけどどっち買ったらいいの?」という問題に僕なりにピリオドを打ちたいと思います。

それでは、ご覧ください。

目次

一問一答とは短答式の問題集

日本史や世界史などの社会の暗記科目でよく作られている本です。内容はというと

(例)Q:本能寺の変の変は何年か。A:1582年

といった形で短答のQ&A形式となっており、多くの受験生は問題部分を見て、答えを見ずに出せるようにするといった勉強法で使用しています。

使うメリットデメリット

メリットとしては

  • とにかく単語を詰め込みたいときに強い
  • マニアックな単語を覚える際に強い

一方のデメリットとしては

  • 歴史の流れが分かりにくくなる:木を見て森を見ず状態

といった感じです。

他にもあるけど・・・おすすめはこの2つ

実はこの2つ以外にも一問一答はあるんです。でも今から選ぶなら

  • 山川
  • 東進

この2つをオススメします。理由は単純で多く使われているから。

基本的に参考書は売れれば売れるほど利益が出て、その分だけ改訂(内容を変えること)をします。改訂するということはそれだけ受験の変化に適応できるということ。

他の一問一答にも優れている点はあると思いますが、汎用性・適応性という点ではこの2つに勝るものはないです。

というわけでこの2つの中から選んでみてください。

選んだ5つのポイント

  • スペック
  • 内容
  • 星の妥当性
  • 拡張性
  • 問題の出し方

という5つのポイントにフォーカスして比べてみました。順番に見ていきましょう。

その1:スペック

まずはスペック比較と商品紹介をしたいと思います。

まずは…山川の一問一答です。山川の一問一答、サイズは普通の参考書より少し小さいぐらいのサイズ感で携帯しやすいです。

こんな感じのデザインとなっています。

こちらから購入できます

お次は…東進の一問一答です。東進一問一答はサイズは山川の物とほぼ同じサイズで、同じく携帯しやすいサイズとなっております。お値段は少しこちらのほうが高いですが、誤差ですので、評価の対象とは致しません。どちらも1000円程度で購入可能です。それより中身のほうが大事ですからね。

デザインはこんな感じになっています

ここから購入もできます

それではこれから、重要なポイントとなる部分を精査していきたいと思います。




その2:内容の充実さ

これはなかなか重要な要素です。これがないとどんなに安くても、読みやすくても使えたものではありませんというものです。

こちらは…両者引き分けです

どちらも受験を受けるうえで必要なことがしっかり描かれていますし、むしろ多いくらいです。受ける学校のレベルによって星のどこまでやるかを変えていく必要があると思います。

さて、その星の質が高いほうが当然使いやすい参考書ということになります。そこで次はこちらの要素で対決してもらいます。

その3:星の妥当性

どちらの一問一答にも単語一つ一つに星がついています。三ツ星がついていると受験の基礎となるものが多く、一ツ星やそもそも星がないような問題は受験においてもかなりマニアックなつくりとなっています。というわけで星のついている位置は出来るだけ妥当なほうがいいですよね。

今回はそこを比較したところこれは…東進の一問一答に軍配が上がります

さすが受験専用参考書というべきなのでしょうか、受験でよく出てくるところにはきちんと三ツ星がついていたり、そこまで出てこないなという問題には星がついていないという感じで、きちんとした星のつき方だと思います。

一方の山川、正直「星の数がおかしいんじゃないの?」という場面にたびたび出会います。「これ出るだろ!」と思ったところが二つ星だったり、「これは出ないだろ…」と思ったところが三ツ星だったりします。個人的には、後者がものすごく多いなと感じました。

あくまで受験の上での出る・出ないの話なので、日本史そのものとの重要性とは異なりますが、受験の上では受験を研究し尽くしている東進の一問一答のほうが星の数は適切であると感じました。

その4:拡張性

日本史は用語だけではありません。そこには必ず資料問題やその他の様々な問題が存在しています。出来れば同じシリーズの本でまとめたいですよね。というわけでここでは拡張性が高いほうを評価していきたいと思います。

結果は…東進の方に軍配が上がります

東進は一問一答において、バリエーションがとにかく豊富です。

例えばこんなものがあります。

こちらから購入できます

必修編といって通常版より出るというところを厳選して作られたものです。通常版よりも難易度が低いので初めての人にも安心です。

後は…こちらは資料専用の一問一答となっています。

ここから購入できます

これは私も受験時代、大変お世話になった教科書です。資料に特化しているので、資料問題に関してはほぼ完ぺきにすることが出来ます。

このように拡張性があるということは便利であるということです。山川も資料問題対策の本はあるにはあるのですが、シリーズが異なっているのでかさばったり、使いづらかったりします

その5:問題の出し方

問題の出し方にもそれぞれ特徴があります。

  • 山川の場合:「~は何か」のような形で問われていて、正統派一問一答といった感じ
  • 東進の場合:穴埋め式になっており、そこに用語を入れるというシステム

ここに優劣は特にないと思いますが、しいて言うならば山川の方がクイズ形式で解くことが出来て楽しいかもしれません。



結論

大多数の人は東進のほうが向いていると思います。やはり東進の徹底した受験研究、拡張性の高さは目を見張るものがあります。

ただもちろん例外もあります。山川のほうが使いやすいという人もいるでしょうし、最終的には本屋などで立ち読みをした後で自分に合っている方を買うのが理想です。

尚、タイトルにもある通り、これは受験ということを考慮したときのこのサイトの考えであり、本そのものの優劣を図るものではないということはご理解ください。

向いている人

最後に向いている人を確認していきたいと思います。

山川に向いている人は…

  • 星なんか関係なく、全部覚えてやるぜ!という方
  • 周りの友達とクイズ形式で出し合いたいという方
  • 受験とか関係なく、日本史を勉強したい!という方

です。

東進が向いている人は山川に向いている条件がふたつ以上当てはまらなかった人だと思います。




一問一答と一緒に使うといい教材3つ

です。これらと一問一答を上手う使うことでインプット(この3つ)とアウトプット(一問一答)を同時に行うことができ、高い学習効果が期待できます。

実況中継や問題集は買うこともできるので比較的入手しやすいですよね。一方で授業はなかなか手に入りずらいですし、塾に行っても高額。学校の先生に「もう一度やって」とか言いにくいですよね。そこで僕が使っていたのが映像授業

スタディサプリとかだと5教科すべての授業を比較的安価で聞くことができます。もちろんデメリットも存在しているので詳しくはこちらの記事をご参照ください。

ちなみに…

これは私の持論ですが、一問一答は通史が終わっていない段階で使ってはいけないと考えています。

なぜ僕がそう考えているのかはこちらをクリック。

最後に

勉強中に眠くなることってありませんか?実はそれ身体からの拒否反応。詳しくはこちら

そして過去問の解き方には順番があります。正しい順番はこちらをクリック。過去問の効率的なプリント方法こちらに載ってます。

日本史の模試の復習にも押さえておくべきポイントがあります。詳しくはこちら

そして日本史の文化全体を幅広くまとめたおトクな記事はこちら

今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。

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