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【覚え方付き】鎌倉新仏教とは。一覧・特徴・広まった理由を簡単にまとめ。

こんにちは。

今回はこんなテーマでやっていきます。

覚えるまでが鬼門でおなじみ、鎌倉仏教です。

逆にいったん覚えてしまえばそこまで奇をてらった問題は出題されにくい傾向があるので、この記事に書いてあることを全部覚えれば大丈夫です。

それではどうぞ。

目次

鎌倉新仏教とは、特徴と広まった理由

鎌倉時代に流行った仏教をまとめてこう言います。奈良時代でいう南都六宗みたいなものですね。

特徴は

  • 易行(いぎょう):やり方が簡単=密教みたいに山にこもるとかは必要ない。
  • 選択(せんじゃく):好きなやり方を選択できる。

の2つです。これにより、日々の生活が忙しい庶民にも宗教が広がり、繁盛していくこととなります。

6つの宗派一覧

の6つです。どれも超重要なので全部覚えちゃってください。

鎌倉新仏教の覚え方

覚え方としては分類をして覚えるのがおススメです。僕の場合は

という感じでイメージしていました。これだけでもだいぶ覚えやすくなると思います。




浄土宗

法然という人が始めました。彼が書いた本の代表作として選択(せんじゃく)本願念仏集があります。

特徴は専修念仏。「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」ということでも知られる念仏をひたすら唱えていきます。

浄土真宗

先ほどの法然の弟子である親鸞(しんらん)という人が作った宗教です。なので名前が似てるんですね。

この宗教は悪人正機説という点が特徴的。この説は悪人(とはいっても僧ではない普通の人という意味)こそが救われるという考え方でこの考え方が人気を呼びました。

書かれた書物は

があります。どちらも超重要。

臨済宗

栄西という人が作った宗派です。

この宗派の特徴的な面は公案問答を行うという点にあります。公案と呼ばれるテーマがあり、それを信徒の人たちが考えるというシステムです。

栄西の書いた書物としては

があります。

曹洞宗

道元という人が作った宗派。

この宗派の特徴は只管打座であるということ。只管打座(しかんだざ)とありますが、意味はひたすら禅に打ち込むということ。

道元が書いた本として有名なのは

という書物です。

時宗

一遍(いっぺん)という人が作った宗派です。

この宗派の特徴は踊念仏をするという点。歌に合わせて踊りながら念仏を唱えるというスタイルです。

現在でも様々なプログラムに歌やダンスが取り入れられる例は多いですよね。そういった点からも僕は一遍といったら「やり手」なイメージがあります。

一遍は全国を歩いて回ったことから遊行上人(ゆぎょうしょうにん)という別名で呼ばれることもありました。

日蓮宗

日蓮という人が作った宗派です。自分の名前つけるんですね。

この宗派の特徴は題目(だいもく)を唱えるということ。「南無妙法蓮華経」というやつです。

日蓮は立正安国論という本を出しました。




最後に

日本史の文化全体を幅広くまとめたおトクな記事はこちら

今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。

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