こんにちは。
今回は勉強の意味について書いていこうと思います。
勉強って内容は違えど、日本では1000年以上続いている文化で、中国ではもっと古くからある文化なんですよね。なんでそんなにも勉強という文化が残っているのか。ぜひご覧ください。
※ここに書いてあることは一部の天才の方たちには関係のない内容となっております。あらかじめご了承ください。
テーマは古代の教育
日本では、国学、大学なんかの施設が作られ、勉強の制度が整っていきました。
国学、大学についてはこちら。
そのあとは大学別曹なんていう塾のようなものもでき始めました。
詳しくはこちら。
日本では、奈良時代以降、官吏になるためには学力が必要だったんです。
今でも官僚になるためには勉強が必要ですし、そうでなくてもみんな勉強しますよね。
それってなんでなんでしょう。
次の見出しでは、その理由について自分なりの考察をしていきます。
何で勉強?理由の一つ目は…
ここからは、なんで数ある評価基準の中で勉強が選ばれるのか、私が考える理由をいくつか書いていこうと思います。
理由の1つ目は…役人の仕事は処理能力が重要だからです。
役人である以上、上から言われたことを実行するという意味で、トップダウン方式になっています。これは今の官僚や多くの企業のシステムと同じですね。
そうするとちゃんと「伝言ゲーム」する必要があります。
上から指示を論旨をきちんと理解した上で、それをそのまま下に伝えていく必要がありますんですね。
そんなときに勉強は役立ちます。
なぜなら試験では出題者の意図を読み取り、それを採点官に自分の言葉で伝える力が求められるからです。
例えば、「平安京を建てたのは誰だ?」という問いがあった時、「大工さん」ではおそらく間違いになってしまいますよね。そこを「桓武天皇」と答えられるような、いわば「忖度力」も試験では問われます。この能力が大事なんです。
出題者の意図を読む。この能力が勉強で測ることができます。
理由の2つ目は…
識字率が低かったから(一般教養の有無が測れる)です。
日本では江戸時代まで体系的な教育制度がなかったので識字率は低かったとされています。もっとも話すことには苦労がなかったわけですが。
しかし役人となったからには大量の文書を写させる必要があったんです。そういうわけで読み書きは出来ておく必要はあったんですね。
現代で勉強が重視される理由の一つは一般教養でしょうね。一般教養はどの世界に入っても重要となりますが、勉強ではそれを問うことが出来ますよね?
特にホワイトカラーの仕事に就くと、試験問題として問われる一般教養がそのまま仕事に直結するパターンも少なからずあります。例えば「現国」。日本語を素早く正確に読むことが出来る能力はどんな仕事になっても重要視されるでしょう。
英語なんかもそのうち一般教養に含まれるかもしれませんね。
支配者にとっての勉強のメリット
上記にあげた二つのほかに「いうことを聞いてくれそう」というのもあると思います。勉強をする人とは精神的に大人な人です。自分には親や学校や社会から何が求められているのか。こういったことを考えて「察する」人が基本的には勉強をする人間です。そんな人が会社に入ってくれたらどうなるでしょうか?
- たぶん残業してくれます
- たぶん文句言いません
- たぶんノルマ達成します
だって察する力があるから。歯向かったらどうなるかわかってるから。それが悪いなんて言うつもりは毛頭ありません。逆に賢い人間だと思います。
賢い人というのは危険を回避するのが得意な人間といえるでしょうが、支配する側からしたら結構便利な性質ですよね。
だけどまあ最近は転職なんかも盛んになってきて察する人が少し過ごしやすい世の中になっている気がします。
ちなみに天才は除くというのはこういうパターンの時ですね。彼らは将来のことなど考えずして、大学へ受かっていくのでしょう。
ここまではあくまで持論でしたが、こういうことで勉強に意味を持たせるというのは今も昔もなくはないと思います。
最後に 勉強に強くなれ。
別に「会社勤めはやめろ」とか「常識にとらわれるな」みたいなことを思ってもらいたくてこの記事を作ったわけではないことはご理解ください。
僕が言いたかったことはこれのむしろ逆で、勉強さえできれば何とかなるということです。
昔は殺し合いをして権力を積み上げなくてはならなかったのが今では殺しあわずに権力を上げることが出来ます。そう、勉強ならね。勉強という文化は人間の繁栄を支えているようにすら感じますね。
それはそれとして、勉強やってみませんか?たぶん勉強が嫌いな人ってラクしたい人だと思うんです。僕もそうだったからわかります。そんなあなたに、勉強すれば将来楽できます。楽したい人ほど勉強しましょう。ラクするために努力するというのは逆説的な気もしますが世の中の心理な気もします。
最後に
というわけで今回は以上となります。ご覧いただきありがとうございました。
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