こんにちは。
今回はこんなテーマでやっていきます。
目次
山城国(やましろの くに)とは
国の名前です。五畿七道の五畿の一つです。
もともとは「山背国」と書いていたのですが、
平安京遷都のタイミングで「山城国」と改名します。
読みは変わりません。
読み方
どちらも「やましろの くに」と読みます。
現在の場所
現在でいうと京都にあたります。
平安京が遷都してくる
これが山背国にとって大きな転換点となります。
今までパッとしていなかった山背国に、都がやってくることになりました。
それが平安京です。
実は平安京にこの場所が選ばれた理由が「パッとしていないから」でした。
当時の都周辺は栄えているところが多かった分、寺院も多くなり仏教の力が強くなっていました。
仏教勢力に政治への口出しをされないために、
あえて栄えていない山背国が選ばれたのです。
結果として平安京は1000年以上日本の都であり続けるわけですからわからないものです。
山背国から改名して山城国に
山背国に平安京ができる際に、山城国に改名しました。
理由としては「背」という字にあまりいいイメージがないからですね。
「背く」という文字が入っていることからも、都としてふさわしくない名前に変更していく必要がありました。
山城の国一揆が起こる
山城国関連で起こったことといえばこの山城の国一揆です。
山城国で一揆がおき、結果として
それまでは幕府が管理していた山城国の一部が民衆に8年自治されることとなります。
最後に
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
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