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【微調整】令外官とは。時代・読み方・主な3つを簡単にまとめ。

こんにちは。

今回はこんなテーマでやっていきます。

それではどうぞ。

目次

令外官(りょうげの かん)とは

大宝律令の作成時点では想定されていなかった役職のことをまとめてこういいます。

律「令」の外の官吏なので「令外官」といいます。

このサイトでもそうなのですが、一発目で満点のコンテンツが作れることはありません。

人が作るものなので欠陥・時代の変化による新たなシステムの必要性は必ず出てきます。

そういった意味で、令外官を作るという行為は極めて健全なことであるといえるでしょうね。

読み方

「りょうげのかん」と読みます。

「りょうげ」の部分がポイントですね。

具体例とそれぞれの読み方

試験に出やすいのは

この3つですね。カッコ内が読み方です。

3つとも平安時代に置かれたもので超大事

読み方も普段使わない読み方だと思うのでそういう単語だと思って覚えてしまいましょう。

ここからはそれぞれの役職の詳細についてです。

勘解由使(かげゆし)とは

桓武天皇が作ったのがこの組織です。

この役職の役割は国司交代の際の不正取り締まりです。

そして結果としてはこの組織はそこまで大きな効果を上げることが出来ませんでした。

検非違使(けびいし)・蔵人所(くろうど どころ)とは

嵯峨天皇が作った組織たちです。

これらの組織を作るきっかけになったのが藤原薬子の変です。

この事件は嵯峨天皇を退位させようとしたクーデターでした。

結果として失敗するものの、嵯峨天皇はこれを機に2つの組織を作ります。それが

この2つです。それぞれの役割も重要です。

注目すべきは蔵人所です。

この役職は天皇との距離がとても近い役職になりますが、ここの長官である蔵人頭藤原冬嗣(ふゆつぐ)が担当することになります。

藤原冬嗣をはじめとする藤原氏はこの後勢力をものすごい大きさにしていく氏です。

藤原道長なんかは知っている人もいるかもしれません。

そういったことが出来た主な要因は冬嗣蔵人頭になることができたからということが出来ます。それくらい重要な出来事です。

藤原氏の繁栄についてはこちら

最後に

みんな苦戦する文化史の勉強法についてはこちら

そして日本史の文化全体を幅広くまとめたおトクな記事はこちら

今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。

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