こんにちは。今回はこんなテーマでやっていきます。
目次
山本権兵衛とは
元老たちが選んだ薩摩の人間です。
やったことをまとめ
- 第一次山本権兵衛内閣、軍部大臣現役武官制の現役制を廃止
- 第一次山本権兵衛内閣、文官任用令の改定
- 第一次山本権兵衛内閣、ジーメンス事件により総辞職
- 第二次山本権兵衛内閣、震災復興をする、支払い猶予令(モラトリアム)、震災手形
- 第二次山本権兵衛内閣、虎ノ門事件
という感じです。
第一次山本権兵衛内閣、軍部大臣現役武官制の現役制を廃止
山県有朋が改正した軍部大臣現役武官制を山本は改正します。
軍部大臣現役武官制の現役制を廃止ということで退役軍人でも軍部大臣に就任できるようになりました。第二次西園寺内閣の失敗を繰り返さないためにも重要なことでした。
第一次山本権兵衛内閣、文官任用令の改定
山県有朋が改正した文官任用令を山本は改正します。
文官任用令を改定し、政党員が官僚になりやすくなるようにしました。これをすることで民党側にも妥協する形となります。
第一次山本権兵衛内閣、ジーメンス事件により総辞職
どちらかというと政党側に優しい政治をおこなってきた山本ですが、ジーメンス事件(海軍の賄賂問題)が起こり、総辞職します。これも山本権兵衛は直接は関わっていないんですがね。
これが第一次ということで第二次もあるんですがこの人は運が悪いですね。第二次の方も自分とは直接関係の無い事件で総辞職します。
第二次山本権兵衛内閣、震災復興をする、支払い猶予令(モラトリアム)、震災手形
1923年に関東大震災が発生し、震災恐慌も発生、その対応に追われました。
政府の震災恐慌への具体的な政策は、支払い猶予令(モラトリアム)、震災手形(現金化できなくなった手形を救済)などです。
また帝都復興院を設立し後藤新平(台湾でも活躍)が総裁になり、東京の街の復興に尽力していきました。
第二次山本権兵衛内閣、虎ノ門事件
そんな中で復興が進んでいるところに…虎の門事件事件が起こってしまいます。
虎の門事件は大正時代の皇太子(昭和天皇)がアナーキストの難波大助に狙撃される事件です。幸いにも被害はなかったものの、当時神のような存在であった天皇が暗殺されそうになった事件ということで重大な事件でした。
この事件により第二次山本内閣は総辞職。やはり運がないですよね。
最後に
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
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