こんにちは。
今回はこんなテーマでやっていきます。
ネットなどを見ると「特権階級は潰せ」なんて声をよく見ますが、特権階級や巨大な組織がいるからこそ、彼らが日本を引っ張っていき、僕たちの生活が成り立っているという側面もあります。
今回はそんなお話。それではどうぞ。
目次
財閥とは
明確な定義はありませんがとにかくめちゃくちゃ強い会社という認識で大丈夫かと思います。
探すといろんな会社が出てきて「この会社も財閥だったんだ!」となります。詳しく知りたい方は他のサイトで調べてみてください。有名なところでいうとイオンやユニクロなんかも財閥です。
このサイトでは試験に出るものだけを扱っていきます。
財閥の分類
よくある分類の仕方については
- 四大財閥
という分類の仕方があります。具体的に見ていきましょう。
四大財閥
- 三井
- 三菱
- 住友
- 安田
の4つの企業です。全部聞いたことあるんじゃないですか?
特に三井に関しては巨大なコンツェルンを組織し、三井合名会社という会社で組織を束ねていました。
持っていた鉱山
今の日本といえば地下資源が乏しいイメージがありますが、明治から昭和にかけては日本でも地下資源を取り大金を得るというスタイルは主流でした。
当然財閥はそんなカネのなる木を見逃すはずはなく、鉱山を所有するようになっていきました。
有名なものを紹介しておきます。
三菱財閥
の2つです。どちらも重要事項。
三井財閥
三井といったら
- 三池炭鉱(石炭)
です。この炭鉱ではエネルギー革命の際、労働争議が行われています。三池争議なんて言ったりします。
古河
財閥のところでは紹介しませんでしたが、こちらも巨大な財閥。
を所持していました。全部銅なんですね。
足尾銅山については足尾銅山鉱毒事件で問題となっていきます。
工場
浅野
- 深川セメント工場
が有名。
最後に
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 足尾銅山は古河財閥が保有していた銅山だったんですが、その財閥が銅を精錬するときに出る有害物質をそのまま川に垂れ流していたんです。当時としては珍しくないことでした。 […]
[…] 重工業をするためにはとにかく初期費用が掛かるのでお金持ちな政商が活躍していき、これが財閥へなっていきます。三菱・三井・住友・安田などですね。 […]