こんにちは。
今回はこんなテーマでやっていきます。
日本は西欧の法律を取り込むという形をとり法律を作っていきましたが、異文化の考え方に合わせる難しさを感じさせるエピソードがてんこ盛りな今回の記事です。
それではどうぞ。
刑法
刑法に関しては今はない
を明治時代の時には規定していました。
そしていつ廃止されるのかというと太平洋戦争後に廃止されます。
民法
民法は作成までにひと悶着あり、民法典論争という騒動が起こります。
民法典論争
民法典論争というのは戸主権をめぐっておきた論争です。
戸主権とは父親が持つ特別な権利のことをいいます。戸主とは父親のことを指し、例えば戸主は兵役の義務がありませんでした。
これに疑問を持ったお雇い外国人のボアソナードが民法原案から戸主権を廃止したことにより物議をかもします。ボアソナードはフランス人なので日本の慣習に疑問を持ったのでしょうね。
ここで戸主権賛成派と戸主権反対派に分かれて議論が進むこととなります。
戸主権賛成派の代表的な人は穂積八束(ほづみやつか)で彼は「民法出でて忠孝亡ぶ(戸主権がないと日本特有の人間関係が崩れてしまう)」という言葉を残しています。
戸主権反対派で有名な人は梅謙次郎・ボアソナードです。ボアソナードはさっき出てきた戸主権を廃止しようとした第一人者でお雇い外国人の一人です。
結果
結果としては戸主権が認められ、民法が施行していくこととなります。
商法
商法も民法典論争の対象になり、その結果作成が遅れたものの、何とか施行されます。
商法を作るのに協力したのはお雇い外国人のロエスレルです。彼は大日本帝国憲法の作成にも携わっています。
最後に 重要なもの
民法・商法・刑法とくれば次は憲法です。
法関連ではお雇い外国人がいっぱい出てきます。
みんな苦戦する文化史の勉強法についてはこちら。
そして日本史の文化全体を幅広くまとめたおトクな記事はこちら。
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
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