こんにちは。
今回はこんなテーマでやっていきます。
それではどうぞ。
目次
封建(ほうけん)制度ってなに?いつの時代?
鎌倉時代に作られた政治システムです。御恩・奉公というワードが出てくるとピンとくる人も多いかと思います。
今でもたまに使われますね。「封建社会を打破すべきだ」みたいなやつです。この場合は主に上下関係が厳しい社会のことを指します。
具体的な仕組み
幕府には御家人(ごけにん)と呼ばれる幕府に仕える人たちがいました。幕府は彼らを利用しつつ彼らに見放されないようにしなくてはならない。
というわけで「飴とムチ」作戦を行うわけです。要は幕府が御家人に恩恵を与えつつ幕府の仕事をさせていったのです。
それではここからは飴とムチをそれぞれ見ていきましょう。
幕府が御家人に与えた「アメ」=御恩
幕府が御家人に与えた「アメ」は
の2つです。鎌倉幕府が御家人に与えたものは土地だったんです。現在だったらお金が渡されそうですよね。
これらの「アメ」のことを御恩(ごおん)といいます。
幕府が御家人に課した「ムチ」=奉公
幕府が御家人に課した「ムチ」 は幕府の運営の手伝いをすること。具体的には
の3つです。
これらのムチのことを奉公(ほうこう)といいます。
まとめ
封建制度は幕府と御家人によるもので、「御恩」と「奉公」というアメとムチによって成り立っている制度であるといえるでしょう。
今で例えると幕府が会社で御家人がサラリーマンですね。サラリーマンは給料(御恩)をもらって会社に貢献(奉公)するんです。
そしてこれら全体のシステムを封建制度というんです。
最後に
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 新しく地頭となった彼らに幕府は「新補率法」という制度を設け、新補地頭の立場を保障していきました。こうやって幕府は好感度を上げていくわけです。封建制度の理想形。 […]
[…] 頼朝は鎌倉幕府の政治システムの基礎を整えたり、封建制度とよばれる鎌倉幕府の根幹ともいえる制度を作りました。 […]