こんにちは。
今回はこんなテーマでやっていきます。
鎌倉幕府の成り立ちを時系列で並べてみました。
目次
主な人物
- 源頼朝
- 源義経
- 後白河法皇
の3人です。それではくわしい事象を見ていきましょう。
寿永二年十月宣旨
この宣旨を頼朝は後白河法皇から受けます。
この宣旨により、頼朝は東国を支配する権利を得ることになります。
守護・地頭の設置
頼朝の弟である義経を討つという目的で全国各地に守護と地頭という2つの役職を設置します。
守護はこれまでの国司の様な存在で、地頭はこれまでの郡司にあたる様な存在です。
平氏滅亡
源義経の活躍により、平清盛一族は壇之浦の戦いで滅亡。ここから源氏が具体的な政策をどんどん実行していくことになります。
右近衛大将
右近衛大将という役職に頼朝が就任します。この役職は軍事のリーダーの様な存在だったんですが、頼朝はこの役職をすぐに辞退することになります。
公文所・侍所・問注所の設置
これらの組織を置くことになります。
- 公文所:政治を担当する部署
- 侍所:軍事を担当する部署
- 問注所:裁判を担当する部署
こうやって幕府の根幹となる組織を作っていきました。もっともこれは初期にできたものでこれから様々なことが追加・変更されていきます。
その他の幕府のシステムはこちら。
征夷大将軍
頼朝が征夷大将軍に任命されます。
征夷大将軍はもともと蝦夷征討のための役職であったわけです(坂上田村麻呂など)が、蝦夷はもう征服したのでここからは「幕府の将軍」にこの称号が付けられることになります。これは後の幕府でも同じです。
最後に
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
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