こんにちは。
今回はこんなテーマでやっていきます。
塾講をやっていると、「この生徒は伸びる」とか「この生徒は伸びないな・・・」とか色々と思うことがあります。
講師の立場の人がこんなことをいうと、僕はこれから「原因は私の話を聞かないからだ」というと思われる方も多いかと思いますが、全然そんなことはないです。本当に些細なことでわかります。
そこでここからは伸びる生徒の特長を紹介していきます。そしてこの記事を読んだあなたにも「伸びる生徒」になっていただきたいです。
その①:自分で考えている
自分で何でも考えるクセをつけている生徒は本当によく伸びます。
部活やゲームなんかでもいいんですが、「~が苦手だからここを強化しよう」という感じで、現状を正しく認識し、改善しようとする経験を高校生までに身につけておくと、いろんな意味で有利です。
その②:当事者意識がある
①にも近いですが、大体の人が高校生ぐらいになると、自分の人生というものについて考えるようになります。その結果、経済的に余裕があると、大学に行くという選択肢が出てきます。
自分の人生に当事者意識がある学生ならば、そんなことは自分でパッパと調べて行動に移しています。そして行動に自我と責任が伴っているので、当然やっていることに対して真剣になります。
正直言って、やる気のある生徒ほど、こっちからするとラクな人はいないです。なぜなら勝手にやってくれるから。
だからこそ、小学生の指導は難しい。何にも考えていない人相手に考えるよう促すのはほぼ不可能です。
その③:質問が多い
もちろん質問が少なくてもちゃんとやっている人もいます。が、質問が多い人はもれなく全員伸びると思ってもらって構いません。
理由は「質問を考えるのは大変だから」。少なくとも自分の頭で考えていなければ質問というものは出てきませんからね。
その④:のびのびしている人
のびのびとグータラは違います。のびのびしている人というのは、精神的にゆとりがある状態でかつ、向上心のある人のことをいいます。一応ちょっとだけ追加すると程よい野心を持った人は受験に成功する確率が高いです。
のびのび出来ている人というのは総じて家庭環境がいいので、本人だけの特徴とはいえませんが、のびのびしているほうが圧倒的に受験に有利です。
親による影響もありますからね。親によって精神的に追い込まれる生徒も少なくありません。
伸びる生徒の見分け方
これは簡単。
生徒の今の状況について語らせて見ればいいんです。テーマは何でも。でもやっぱり勉強関連が一番わかりやすいですかね。
そこで「僕は~が得意で・・が苦手。だから・・をやりたい」という風に答えられたら、その生徒は伸びます。
自分を客観視するのって難しいことですが、少なくとも、「~が苦手」レベルのことなら誰でも言うことが出来ます。当事者意識があるならば。
まとめ
結局のところ、精神的に大人な人が入試には強いです。ただ、心の成長というものは非常に個人差によるものが大きいです。僕自身、人よりだいぶ成長が遅れていたと思います。
逆に言えば、いま勉強ができないという人でも、心が成長してしまえば何とかなるということになります。
生徒をみていても、いろんなタイプの人がいますが、結局は本人次第であり、教師はそれを補助することしかできないということを強く感じました。
最後に
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
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