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【コペルニクス的展開で推測】大学はどういった考えで入試問題を作っているのか。

こんにちは。

今回は大学がどんな目線で入試問題を作っているのかということについて自分なりの推測を建ててみたので是非ご覧ください。



目次

「コペルニクス的転回」って?

世の中にはコペルニクス的転回という言葉が存在しています。その言葉の意味とは簡潔にまとめると「発想を180度変えることにより、新たな角度からの物の見え方を探る」「自分が支配されていると思っているものを支配する」ということです!

例えば大学入試は大学側から受験者に向けて問題が配られます。この状態は普通に考えたら「大学が受験生を支配している」となりますよね。でも考えてみてください。「なぜ大学はこの問題を出すんだろう?」

この問いの答えを推測し、大学側が何を求めているのかがわかれば「受験生が大学を支配している」ということもできるのではないでしょうか?

そこで今回は大学側がどんな人物を求めているか、そしてそれに合わせた対策をする必要があるということについて話していきたいと思います。

大学はどんな生徒を欲しがっている?

大学はどんな生徒を欲しがっているのだろう?「そもそも大学によって違うじゃないか!」そうなんです。大学によって異なります。ではそれをどうやって知ればよいのか、アドミッション・ポリシーを見ればわかります

大学というのは研究組織なので、高校までの機関とは違って、軸がはっきりしています。なので、アドミッション・ポリシーを見れば、本当に欲しい学生が分かるのです。大学のサイトには必ずあるはずなので見てみてください。大体の学校が「グローバル」とか書かれているはずなんですとなると、まずは英語が大事になってくるでしょうね。日本史でいえば、近代以降が出てくる可能性が高いです。

グローバルと書かれていなかったり、日本の文化を大事にすると書いてある学校もあると思います。そのタイプの学校の場合は、国語がべらぼうに難しい可能性が高いです。日本史もまんべんなく出してくるでしょうね。こっちのタイプのほうがあたりがつけづらく勉強も的が絞りにくくなると思います。

学部によっても違う!?

経済学部が古代の石包丁とか出しても意味ないですよね?という感じで学部によっても出される問題の傾向は変わってきます。

実学系の学部(法・経済・商などの学部)は近代以降を出題する傾向が強いです。例えば某大学の経営学部では、明治時代以降からしか出題されないという暗黙のルールがあったりします。逆に文学部系統の学部だと、まんべんなく出ます。文化とかも容赦ないです。

こんな感じで学部によっても問われてくる内容が異なってきたりします。

学校独自の問題

たまにあるんです。こういう学校。自校の卒業生で活躍している人がいたら、積極的に問題にする学校が。こういった傾向がいられる学校も一部あります。

ただこういうやつは後からいくらでもできるのでこの時点で気にするポイントではないかと思います。

一番知ることが出来る方法

ここまで長々と説明してきましたが、一番手っ取り早く知る方法が過去問です。過去問にはアドミッション・ポリシー以上に濃厚な大学からのメッセージが詰まっています。これが過去問が重要な理由の一つです。

過去問の重要性をもっと知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。

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最後に 支配者になろう

おそらくこのサイトを見ていない方は「大学が受験生を支配している」と思っているでしょう。でも対策をきちんと行えば「受験生が大学を支配している」状態となるのがこのサイトを見た方は理解していただけたと思います。

あなたはどっち側になりますか?それはあなたの今後の勉強次第です。ということで勉強頑張ってください。

今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。

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